神戸は曇り空。
変わらず蛙の合唱が響く。

学生時代からマークしているサイト、
Think the Earth で、最近スタッフさんのblogが始まった。
http://www.thinktheearth.net/jp/staffBlog/

そこで、映画「ひめゆり」が紹介されていた。
http://www.himeyuri.info/index.html

今年の4月、私は初めて「ひめゆり平和祈念資料館」へ行った。
http://www.himeyuri.or.jp/

よく晴れた日で、外に子犬がいて、
大きなガジュマルの木を抜けて、たくさんのお客さんをぬうように、
その後の予定もあって1時間ほどの滞在だった。
館内で、あまり言葉が出なかった。
若い女性の顔写真がたくさんたくさんあった。
全て、戦争で亡くなった人の写真だった。

外に出て、天気が良くて、
ソフトクリームを食べた。
そういう、「今」と「当時」のコントラストがすごかった。

今、私はここにいるんだ、とそういうことだけを強く思ったのを
覚えている。

映画、私は神戸で観に行こうと思う。


いまも周りには沖縄が好きな人が多いから、よく沖縄のことを耳にする。
沖縄の何が好きなんだろう?
沖縄に何をしに行くんだろう?
そういうことに興味がある。

好きな人は大切にするということと同じくらいに、
そんなに好きな場所のことなら、大切に出来ないはずはないんだろう。

朝日新聞では、「地球異変」と題し地球環境問題についての連載があり、
今週の夕刊では、サンゴにまつわる話が5日間続いた。
http://www.asahi.com/special/070110/

私は海と縁があまりないので、サンゴと聞いてもぴんとこないが、
ちょうど一年前に、沖縄で同年代のダイバーの人が、
子供の時に見た(海中の)風景と、今は全く違う、
と言っていたのを思い出す。
こんなにきれいだけど。。。もっときれいだったのか想像できないほどに・・
と、そう思った。

この先何年かあと、今の風景が見れないなんて残念すぎるだろう。

大事に長持ちさせていくしかないから、
いま、沖縄が大好きな人へ伝えたいことは、
いいとこ取りじゃなくて、大事な人に接するように、
付き合ってほしいということ。
これは、観光の現場にいる人の日々を無視して、
観光客側にいる私が、ふと思うこと。


私ももっと知らねばなるまい。
沖縄の中に日本のほとんどの「アメリカ」があるということを。
沖縄の海が刻一刻と変わっていっているということを。

今話題の人のあの発言が、いかに重いかということも。


映画「ひめゆり」を私は観ます。

「ひめゆり」上映情報
http://www.himeyuri.info/howto.html