友人に教えてもらい、
高野優さんという漫画家の方の講演会に行ってきた。
何冊かエッセイ漫画を読んだことがあり、その作風そのままの楽しくてじーんとする、というか、私は泣きすぎてズルズルしながらの時間だった。

内容は、、これから聞く方へのお楽しみとして、
子どもの話なんだけど、
子育てって、改めて、自分がどう育ったか、なんだなあ、と。

親との関係、親からの影響、
良くも悪くも、多かれ少なかれ、みんな、抱えて生きているんじゃないか、と思わずにいられない。

私の場合は若干とらわれすぎなとこあるけど。

すでに、あれしたいなあ、これしたいなあ、と、子どもとやりたいことや行きたいことがあることに気がついた。
うーん、要注意?笑

子どもがやりたいことをやれる環境を整えることを、まずは目指そう。
太く、朗らかに生きてくれたら、
そう思った日のことを改めて思い出した時間になった。

三人の母、高野さんが
子育てはとりあえず10年。そこからは友だち、恋人、へと、子どもの大事な人が変わってく、というようなことを言っていた。
わあお。もう二年目か。


講演が終わり、アンケートに記入しながら、隣に座っていた初老のご夫婦が会話。
妻「さあ、、子育て終わってしまいましたけど。もっと早く聞きたかったですね」
夫「笑。いいんじゃないですか」


いいんじゃないですか
とか思っているのは夫だけじゃないんかい!という心のつっこみはさておき、
私は、講演中、何度も目頭を押さえる夫に気づいていたし(うちの夫も。)
何より、歳を重ねて、こうやって一緒にお出かけしているのはいいな、って、思いながら。

今のうちから、いっぱい話して
いっぱいけんかして、
仲直りして、
いっぱい思いを交換しておきたい。
結婚四年目、言葉にしないと伝わらないことに気づき、なんでも放置しない、そのやり方が見え始めたような、、、まだまだ新米夫婦。
いやー、いろいろ、
わかったフリは出来ますが、わからないものですね!家族っていつになってもそんなものな気がする!でも、なんだかもがいちゃうし、ぶつかるし、気になるし。
私たちはどんな家族になるんだろうか、と。
あっという間に、振り返る日が来るんだろう。
ちまちましてる場合じゃないぞ。改めて。

託児付きの講演会で、
席について、しみじみ夫が、
太朗なしで2人なのは久しぶりだねーと言う、
夫婦でこんな一般の場にいるの、初めてだ、と気づく。
前に同じ会場に来たのは、お腹がパンパンの頃だったなあ。あの席に座ったなあ。2人して居眠りしたなあ、なんてことを思い出す。
前は寄り道しながら歩いて来たけど、今日はバス大好きな太朗と一緒だしバスだなあ、と。

歳を重ねて、昔のようには友人に会える時間も話する時間も減り、圧倒的に夫と息子との時間か一番多くなった。
だからこそ
少しずつ出来始めた沖縄の場所、友人に改めて感謝。
頼りながら家族の日々、育児、楽しみながら頑張ろう、と思った。そんな一日。

沖縄も、カーディガンを羽織るのがちょうど良いくらいの気候になってきました。