梅雨入りした最近は雨が続いています。
例年なら、梅雨か〜と気が重いけれど
今年はなんだか楽しめています。
遊びの天才の息子がいること、新居に引越したこと、がそんな気持ちにさせています。
年明けから体調がよくなかったこともあり、モヤモヤ過ごしてきたけれど、沖縄5年目、素敵な友人に恵まれて、やっと少しずつ自分のこの場所の道筋が見えてきた気がする今日このごろ。
出会いは奇跡、よき出会いは毎日を変化させますね。
3月から長めに帰省して、目を見張るような息子の成長。体格もグンとアップした感じです。とにかく動き回りたいこの年齢、、、走り回れる実家にいたのは良かったなあ。
帰省直前に出会った新しい暮らしの家。
前の家より広くて開放的。
あれやこれやとなかなか踏み切れなかった、何年も部屋探ししてきた我が家があっさりパパパと決めました。
引越しって案外そんなものなのかな。
たーくさんの方の協力で、
それこそダンボール一個から当日のお手伝いまで、ありがたく、ありがたく、噛み締めました。
引越しが決まってから、あれよあれよと壊れていったあの部屋。
ベランダの手すりが欠け落ち、防水工事したばかりのはずの屋上なのに部屋に雨漏り、お風呂の窓枠ごと風で吹っ飛びガラスが割れる、台所の天井塗装が日々落ちてくる、など。
結婚前からお世話になったあの部屋。
全てがあの小さな暮らしから始まりました。
色んなことがあったなあ。
あの部屋には、狭くて片付かない割に、たーくさんの人が来てくれたなあ。
泊まってくれた人もたくさんいたなあ、川の字だったけど。
2人が3人になり、思い出がパンパンになりました。
部屋を引き渡す時には部屋が見違えるほどピッカピカ。荷物を運び出してもやっぱりとても狭かったけど、愛着のある部屋。
ありがとうございました、と頭を下げてドアを閉めました。
お向かいのあかさんちにご挨拶。
挨拶前に道で会ったら、すぐ来なさいと言われて向かって部屋で待っていたら、揚げたてのトンカツが!柔らかい豚肉が手に入ったから、と。
ああ、私が資格試験の直前に、トンと勝つ!って持って来てくれたやつだー。と思い出す。台所に見える揚鍋は、色んな天ぷらを私に揚げてくれた、あかさんの嫁入り道具。
たった5年にあかさんの思い出がパンパン。
ま、新居はすぐ近くだし、いくら涙もろい私もさすがに泣きませんでしたが、しみじみ色々思い出しました。
もちろん、オチはありました。
翌日、トンカツを食べたら、チキンカツだった!!
夫いわく、あかさんがトンカツを手渡しながら小さな声で、豚肉かと思ったらチキンだったさ!と言っていた、とか。
ええっ!?
いいけどね、全然いいけど、やっぱり一筋縄ではいかない、最後まで面白いあかさんでした。
畑の収穫物を持って会いに行くのが楽しみだなー。
毎日のように会っていた友人たちにこれまでみたいに会えないのは少しさみしいけれど、しばらくは新しい暮らしを整えて、ゆっくり梅雨明けを待とう。
さて、この家では何があるかな。
新しい日々、よろしくお願いします。